Skills
Skillは、特定のワークフローの実行方法をAnyyに伝える、再利用可能な指示パッケージです。SKILL.md、補助ファイル、対応するチャット画面に表示されるコマンドを含めることができます。
Skillの提供元
Dashboardは、Skillを提供元で分類します。
| 提供元 | 意味 |
|---|---|
| System | Anyyに同梱。表示はできるが、ユーザーによる有効/無効の切り替えや削除は不可 |
| User Installed | 選択中のProfileの管理対象Skillsルートにインストール |
| Agent Created | エージェントによる作成が可能なワークフローで既存のSkill記録が作られた場合に表示する、管理対象の由来ラベル |
SkillのスコープはProfile単位です。別のProfileには、独立したカタログと有効化状態があります。
Dashboardからインストールすることも、会話で指定したソースをインストールするようAnyyに依頼することもできます。その会話でskill_manageが利用できる場合、選択中のProfileの管理ライブラリに書き込みます。DashboardとCLIも、同じライブラリを使います。
会話からインストールする
Anyyのホストからアクセスできる、信頼するローカル.zipパッケージのパスを渡し、そのSkillをインストールするよう依頼します。インストール後は、Dashboard → Skillsを更新し、提供元、有効化状態、内容を確認してください。
逆の使い方もできます。Dashboardからインストールした後、同じProfileでそのSkillを使うようAnyyに依頼します。次のプロンプトでは、再読み込みされたカタログを検出し、インストール済みのSKILL.mdを読めます。すでに実行中のプロンプトは、受け入れ時のコンテキストを保持します。ページにSkillが表示されない場合や、会話から読み取れない場合は、成功メッセージだけでは確認になりません。
Skillを確認する
Dashboard → Skillsを開いてSkillを選ぶと、次の情報を確認できます。
- ID、名前、説明、スコープ
- 提供元の分類と管理対象の状態
- 有効/無効の状態
- 表示用に整形された
SKILL.mdの内容 - ファイルパス
- リンクされた補助ファイル
サードパーティーのSkillを有効化またはインストールする前に、指示を読んでください。Skillは、Anyyにどのような実行を求めるか、どのツールを選択するかに影響します。
有効化・無効化する
System以外のSkillの切り替えスイッチを使います。無効にすると、ファイルを削除せずに通常の解決対象から外します。再び利用したいときは、有効に戻してください。
外部からファイルを変更した後は、カタログを再読み込みします。次のプロンプトは更新後のカタログを使いますが、すでに受け入れられたプロンプトは元の指示を保持します。有効化状態は別途確認してください。無効なSkillを置き換えても、有効になるとは限りません。
Dashboardからインストールする
Install Skillを選び、Skillを一つだけ含むローカル.zipをアップロードします。最上位にSKILL.mdと補助ファイルを置くか、一つのSkillディレクトリにまとめます。
multipartの付加データを含め、アップロード要求全体を10 MiB以内に収める必要があります。ZIPと展開後の内容にも、それぞれ10 MiBの制限があります。検証では、パストラバーサル、シンボリックリンク、特殊ファイル、一時配置ルートの外に出る項目を拒否します。SKILL.mdに記載する名前は、小文字の英字/数字を単一のハイフンでつないだ64文字以内で、たとえばrelease-notesとします。パスを指定することはできません。外側にディレクトリがある場合も、この名前を使ってください。同名の管理対象Skillがあれば、インストール時に置き換えます。
常駐Skillsサービスは、選択中のProfileのアップロードID、SHA-256、有効期限を確認し、パッケージを適用してカタログを再読み込みします。インストールで受け付けるのは、ローカルZIPパッケージのみです。GitHubソース、リモートURL、ローカルディレクトリ、コレクションのインストールには対応していません。既存Skillの過去のソース情報は、引き続き確認できます。
インストール前に、パッケージの指示、要求するコマンド、外部ダウンロード、参照ファイルを確認してください。アーカイブ検証で確認するのはパッケージ構造です。指示を信頼するかどうかは、利用者が判断する必要があります。
Skillを削除する
詳細ページでRemove Skillを選ぶと、選択中のProfileから管理対象Skillを削除し、カタログを再読み込みします。System SkillはDashboardから削除できません。
CLIで管理する
CLIは、AnyyホストからアクセスできるローカルZIPファイルをインストールします。Dashboardと同じ管理ライブラリとアーカイブ検証を使います。
anyy skills list
anyy skills view weather
anyy skills install ./weather.zip
anyy skills uninstall weather
anyy skills rollback weather
anyy skills reload
便利なオプションは次のとおりです。
--forceは、既存の管理対象Skillを置き換えます。--nowは、オフライン変更の後にGatewayの再読み込みを要求します。常駐RPCによる変更では、すでにカタログを再読み込みします。--revision IDは、特定の不変リビジョンにロールバックします。--jsonは、機械で読み取り可能な出力を返します。
--revisionを省略すると、一つ前の管理対象リビジョンを選んでロールバックします。オフライン変更が許されるのは、常駐AnyyランタイムがProfileを所有していない場合だけです。Gatewayが稼働していなければ、ファイルは次の起動時に検出されます。会話からの変更でも通常は再読み込みしますが、skill_manageでreload:falseを使った場合やreload_errorが報告された場合は、次のカタログに依存する前に再読み込みを実行してください。
Skillを使う
TUIでは/skills、Dashboard Chatでは/を入力すると、現在のカタログを確認できます。インストール済みSkillは、正規のコマンドを追加できます。具体的な一覧は、選択中のProfile、画面、プラットフォーム、有効化状態によって異なります。
トラブルシューティング
| 問題 | 対処 |
|---|---|
| インストールに失敗する | ソースまたはアップロードのエラーを確認し、選択中のProfileを確認 |
| チャットにSkillが表示されない | 同じProfileか、有効になっているかを確認し、再読み込みエラーを調べ、利用可能なreadまたはbashの読み取り手段がある状態で新しいプロンプトを送信 |
| ZIPが拒否される | Skill名とSkill一つだけの配置を確認し、シンボリックリンクや範囲外へのパスを取り除き、multipartの付加データを含め10 MiB以内に収める |
| アンインストールやロールバックが拒否される | 常駐サービスの手順を使うか、Anyyを停止してからオフラインで変更 |
| System Skillを切り替えられない | System SkillはAnyyのリリースで管理される |
機能の設定はToolsで行ってください。Skill自体がツールや権限を与えることはありません。