更新とアンインストール
ネイティブ常駐インストーラーから入れたAnyyは自己更新できます。チェックサムを検証して新バイナリを原子的に有効化し、空きが許す場合は前の有効版をロールバック先として保持します。
リリースとデータの境界
公開済みネイティブ常駐配置向けの手順です。v0.1.107は安定リリースであり、古い開発プレビューフォルダーやランチャーは導入経路ではありません。開発配置を変える前に保存対象の完全なデータをバックアップします。空Homeを既存データに上書きせず、バイナリを戻せばDB移行も戻るとは考えないでください。
更新を確認する
先に読み取り専用で確認します。
anyy update --check
次を報告します。
- 現在版と最新版。
- 検出した導入元。
- 自己更新への対応。
- 常駐導入での読み取り専用容量/配置の事前検査。
保守時間前に--checkを使います。Gateway停止やファイル変更はしません。
更新を適用する
通常の常駐導入では次です。
anyy update
Gatewayサービスが実行中なら停止し、リリースとサービス定義を更新して再起動し、更新版の準備完了を待ちます。手動起動Gatewayは報告しますが、自動でサービスに変換しません。
更新時の処理
- 選択Profileホームを解決して更新ロックを取ります。
- 導入元と利用可能版を検出します。
- 一時/ホーム容量を検査します。
- アーカイブとチェックサムを取得します。
- SHA-256とアーカイブを検証してから展開します。
- 候補を版別ディレクトリへ入れます。
- 候補の
anyy --versionでヘルスチェックします。 - 原子的に切り替え、前の対象を記録します。
- Gatewayサービスを以前の実行/停止状態に戻します。
完了時は旧版と有効版、ロールバック可否、コマンド状態、Gateway結果を表示します。
版を選ぶ
特定の公開版を入れます。
anyy update --version v0.1.107
利用可能版に置き換えます。--versionなしなら設定リリース元の最新版に従います。
compact更新
容量が少ない場合:
anyy update --compact
先に非アクティブ版を除き、有効版は保持します。容量検査を通すために必要な場合だけ、以前のロールバック先も削除できます。
可能なら手動で容量を空けます。--compactはユーザーデータを保持しますが、戻せる旧バイナリがなくなる場合があります。
更新が保持するもの
更新はプログラムリリースとコマンド/サービス入口を変えます。次のProfileデータは削除しません。
config.yamlと認証情報ファイル。state.db、セッション、メモリ。- SkillとMCP設定。
- Workspaceファイル。
- バックアップ、ログ、キャッシュ。
独立した復旧コピーが必要なら、影響の大きいインフラ変更前にバックアップします。
anyy backup create --output /safe/path/anyy-backup.tar.gz
管理対象のsecrets/と対応するmcp/oauth/は、--include-secretsなしでは除外します。ただし設定やWorkspaceは保存されたまま取り込むため、直接書いた認証情報は通常アーカイブにも入り得ます。すべてのバックアップを非公開データとして保護してください。このフラグはシークレット不在の保証ではありません。
他の導入元
anyy updateで自己更新できるのはネイティブ常駐導入だけです。anyy update --checkが別ソースを示せば、その通常手順を使います。
| ソース | 更新方法 |
|---|---|
| Homebrew | 導入formulaへのbrew upgrade ... |
| npm | 導入時のパッケージマネージャーと名前 |
| Docker | 新イメージを取得しコンテナー再作成 |
| ソースcheckout | プロジェクト指示で更新・再ビルド |
anyy update --checkの正確な案内に従い、パッケージ管理ファイルとネイティブ配置を混ぜないでください。
独自リリースミラー
信頼できる互換ミラー運用者はbaseを上書きできます。
anyy update --base-url https://releases.example.com/anyy
--base-urlは両方の取得元を変え、独立した整合性の保証元ではありません。管理するか信頼する元だけを使います。
更新後の検証
実行します。
anyy --version
anyy status
anyy doctor
Dashboardを開き直して短いテストメッセージを送ります。
anyy dashboard
動作していたサービスを復元できなければ、非ゼロ結果を報告します。anyy gateway statusで調べ、問題を直し、明示的に起動/再起動します。
Anyyをアンインストールする
対話削除は範囲を尋ね、確認を要求します。
anyy uninstall
2つのモードがあります。
| モード | 削除 | 保持 |
|---|---|---|
--keep-data | リリース、コマンド入口、サービス | Profile設定とデータ |
--full | リリース、入口、サービス、対象内の全Anyyデータ | 選択Home内ではなし |
非対話では範囲を明示します。
anyy uninstall --keep-data --yes
anyy uninstall --full --yes
--yesは--keep-dataか--fullなしでは拒否します。
anyy uninstall --fullは対象内の設定、認証情報、セッション、メモリ、Skill、Workspaceなどを削除します。重要なら先にバックアップを作成・検証します。
削除はネイティブ常駐配置向けです。パッケージ管理、コンテナー、ソース導入は導入した仕組みで削除します。
トラブルシューティング
| 問題 | 対処 |
|---|---|
| 自己更新不可 | anyy update --checkの導入元案内に従う |
| 他の導入/更新が実行中 | ホームロックの操作完了を待つ |
| 容量不足 | 一時/ホーム領域を空け、履歴減少を許容する場合だけ--compact |
| チェックサム不一致 | 信頼元から再試行。検証を迂回しない |
| Gatewayが戻らない | anyy gateway statusで調べ、サービスエラー修正後にanyy gateway start/restart |
| 削除が拒否される | ネイティブ常駐導入と、--homeが実際のホームかを確認 |